P10・夜中の1時のからグランドキャニオンやアンテロープツァーに参加 H29
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10.02(月)9:00起床
12:00 ベラージオラウンジでコーヒーを飲みながらのチェックアウト。
ベラ-ジオからルクソ-ルへ、タクシー移動。
ルクソ-ルの隣のホテルで起きた為、殆どの道路が封鎖され前に進めない。
ルクソール周辺の道路はパトカーや、報道関係者の車で埋め尽くされている。
13:00 ルクソ-ル ピラミッド型ホテル。 ホテル裏のスフィンクス。
13:30 ルクソ-ルのスフィンクスの前から隣を見ると、乱射事件のあったホテルがすぐ近くに見える、事件のあった窓は本来開かないが銃で破られてた。惨劇の後。
1日ずれていれば私達も巻き込まれていたかも知れない。
14:00 重い気持ちでフリ-モントへ にぎやかな商店街でア-ケ-ドの真下を人が手を広げ体の二箇所を固定させて距離が219メ-トルと483メ-トルあり、高さも23メ-トルと35メ-トルと2種類から選び飛ぶス-パ-マンのように飛ぶのを見ていたが、、、お店も取分け珍しくもなく、色んなパフォーマンスを通路でしているのを見ても全く楽しくない。
フリーモントは特に面白くはない、そのときの心境によるかもしれないが。
20:00 ミラ-ジュホテルの火山爆発を見ようと戻ったが、昨日の事件で中止となる。
この時も沢山の人が集まり、道路沿いなので車から狙われるかもと不安がよぎる。
22:00 ホテルに帰り、今晩の1時から18時までのツァーに参加の為仮眠。
このツア-はグランドキャニオンで朝日を拝み、ホ-スシュ-ベント、アンテロ-プへと周ってくれる。
夜中の1時から始まるツァー、私にとっては過酷だ。寝る時間がない。
私の場合めまいの持病も有り、やめるべきと思いつつ結局、参加することにした。
10.03(火)0:30 グランドキャニオンツア-参加の為、ルクソールの玄関へ。
1:00 約束の時間が15分過ぎても来ない。
連絡が着いたら事件の為、道路封鎖で時間がかかっているとの事。
やっと小さなセダンが来た、この小さな車で砂漠を延々と走らせる?
このツア-はお昼の弁当ついて一人3万円くらい。
小さな車に娘はガッカリ、ネットで見たのは大きなバンだったので案内と違うらしい。
車がこれしか無かったとの説明 私達日本人は文句を言わない、何故か言えない。
4:00 3時間以上車を走らせグランドキャニオンに着く。まだ10月だが、寒い!
車は駐車場に置いてある。外で待つにはダウンが要るくらいに寒い。
とにかく寒い、薄着の娘を心配する。
すると案内人がジャケットを娘に貸してくれた。少し和む。
グランドキャニオンの広さは全体で四国ほどの広さがあると聞き驚く。
5:00 真っ暗な空に半円の光が眩しく光り、一気に明るくなる。
グランドキャニオンの崖っぷちで写真、すぐ後ろは数十メートルの絶壁。足が震える。
8:00 次はホ-スシュ-ベント 砂漠の中に馬のひずめの様な形をした岩山があり 車を下りてその岩山まで20分くらい歩かなくてはならない。
私は殆ど寝ていないせいもあり 行くのをやめて岩に腰掛、二人を待つ。
*娘達は、お爺さんやお婆さんも沢山来ていたと話し、来れば良かったのにと話すが
私はクタクタ。まだアンテロープで歩かなければならない。
10:00 お弁当が配られ車の中で食べるが美味しくはない。
持参した昨日の夕飯残りのフライドチキンに救われる。
11:00 アンテロ-プに着く。驚くほど人で一杯。
人気の場所なので予約していたらしいが時間は守られない、人が多すぎて何時入られるか今日入られるかも分らない。
このアンテロ-プは子供がウサギを追いかけていて偶然見つけた所。
地面に亀裂のような隙間があり入ると とんでもなく中は広がっていて、不思議で美しい空間がある。
中は階段や通路がきちんと整備され、足元は思いの他しっかりとしている。
時々テレビコマーシャルで見たことがある人も多いと思うが。
12:30 そろそろ入れるらしく、10人単位のグループに分けられ1人のガイドが付く。
ガイドに挨拶をすると日本人かと聞いてくる そうだと言うとガッツポーズをとり
亀裂の隙間から光が入ると、中の縞模様の岩肌が赤やらオレンジピンクと変化する幻想的な空間だ。
中のしっかりと造られた階段や通路を一方向に進む。入り口から出口まで1時間位。
私達のガイドはグループの中で 私達を優先に写真を撮ってくれる。
その撮り方はパノラマの撮り方で下から上へと撮る、天井が広がり凄い写真に三人で声を出して喜ぶ。この撮り方を教えてもらったお陰でいろいろな所で応用する。
13:00 1時間ほど不思議空間を通り抜け、眠気も疲れもすっかり忘れアンテロ-プの不思議に浸る。
何度も来る事を躊躇したが、よく来たものと思う。
実際体験すると皆、驚き感動すると思う。
*ガイドの青年と写真を採ればよかったなぁと心残り。
さあここから又車で4.5時間かけてラスベガスに帰る。
案内してくれた日本人男性は慣れているとは言え 大変な運転時間である。
余談になるが案内人の日本人男性曰く、大阪人はノリがアメリカ人に似ているらしい。なんでも冗談っぽく話す所が一緒だそうだ。言われて悪い気はしない。
18:00 ラスベガスからアンテロ-プまで車で5時間、遠いがツア-だと色々寄ってくれるのでお勧め。
ホテルに戻り夕食の後、ホテルのカジノで又無駄使いする。
勝てる人は殆ど居ないらしい、そのお陰でラスベガスの街は衰える事無く輝いている。
19:00 軽く夕食を済ませて息子がどうしても見たいらしく火山のミラ-ジュホテルに向かう。
20:00 ミラジュの前は人で一杯になり、あの事件の後で怖くもあった。
火の熱気で迫力満点、息子には思い入れがあったのか、涙目になり感激した様子。
22:00 就寝 明日はニューヨーク在住の姪が待っている。
10.04(水)6:00 起床 空港へ、この日飛行機に乗り遅れる。
7:00 タクシ-で空港へと向う、事件の為大統領命令で空港入り口数箇所閉鎖。
迂回を繰り返す。
8:00のニュ-ヨ-ク行きの飛行機に間に会わず、3時間遅れの飛行機になる。
*このような場合変更料は取られない。
11:00 3時間遅れる連絡を姪にし、出発まで空港にあるカジノで時間を潰す。
又無駄遣い。
そろそろと、搭乗口近くのイスに座っていると知らない女性が話しかけてきた。
彼女はニュ-ヨ-クの記者であの事件の取材に来たらしい。
私たちがあの夜、怖い思いをした事を話すと、何かあればこちらまでと名刺を貰う。
19:00 ニュ-ヨ-ク到着 姪と久々に会い感極まる。
ラスベガスからニュ-ヨ-クまで4から5時間かかり 3時間の時差が有る。
長かったこの旅も後1週間、ニューヨークの1週間で終わる。